ジェリーフィッシュレイク (090615)

湖の入口
ミルキーウェイから船で十~十五分くらいだったかな、ジェリーフィッシュレイク入り口に到着しました。この入り江の奥にゲートがあります。(実はこの写真はジェリーフィッシュレイクを去るときの写真) ほんとどこも同じ景色に見えるので、きちんと見分けがつくパラワンはすごいと思います。

許可証を提示して…
ここが入り口。ここから山道を七~八分歩いて湖に着きます。マリンレイクなので山を越えなければ湖に辿り着けないのだ。
入り口の小屋にはレンジャーが駐在していて、入場許可証をチェックしている。でもみんな笑顔。こんにちは~とか日本語で挨拶してくれる。
観光資源である自然を守るため、パラオ政府は様々な許可証を発行しています。ロックアイランド観光にはロックアイランド許可証(15$)、ジェリーフィッシュレイクに入るにも許可証(ロックアイランド許可証コミで35$)が必要。この収益で環境保護や施設の整備が行われるので、高いと思っちゃいかん!

ついに来ました!
山道を下ると、エントリーするためのデッキが現れます。ここでフィンとマスクを身に付け、いざジェリーフィッシュレイクに突入!!!ほんとここきたかったんだよーやっと来たよー!!!(泳ぎながら撮った写真なので、前を行く女性たちのスノーケルと頭が見えてます)
湖は広大で、クラゲの集まっている場所は日時によって変わります。クラゲは体内に共生させている藻類が光合成で造り出す栄養で生きているため、日光を求めて湖内を漂っているのだそう。
それにしても、ほんとうに静かな場所です。虫の声と鳥の声しか聞こえない。オフシーズン万歳!

クラゲがゆらゆら
二三分泳いでいくと、ぽつぽつとクラゲが姿を現し始め、あっという間に周囲はクラゲだらけに! ほよほよ漂っていて足とか腕にぽよんとぶつかって、なんだかとっても癒される…。
クラゲはとても体が柔らかいので、フィンを激しく動かしたり、水を強く掻いたりすると体が千切れてしまう。だからそーっと、そーっと泳ぐのが基本。でもクラゲを見てると、自然と動きがゆっくりになってくる。つか動きが停まってしまう。ぼーっと水中を眺めながら、いつまでも漂っていたい気分になる。
癒されすぎて眠くなる
クラゲと一緒に漂う私。撮影はガイドさん。(右はガイドさんが友達を撮っているところ)


同行した女性ダイバー二人連れの一人は、クラゲを見てるうちに眠ってしまったそうだ。ガイドさんによると、そういう人はわりといるらしい。でもわかる、ほよほよふわふわ漂う無数のクラゲに囲まれてると、なんか眠くなってくるんだよ。

クラゲムービー
右は水面を見上げながら撮った写真。なんかもうね、癒されまくり。そして神秘的すぎてここがどこなのか分らなくなってくる。
でもって、カメラでクラゲムービー撮ってみました 。
(flvファイルがダウンロードされます)

余韻に浸りながら
クラゲを見て、また山道を戻る。かなり急なのでロープをつかみながらゆっくり歩きます。山歩き用のゴム靴はツアー会社で用意してくれるので安心。なんか夢見心地のまま山を下りました…。
ちなみに日焼けによる火傷が心配なので、私たちはUVカット使用の上着を着て泳ぎました。水着コーナーで友達につられて買ったんだけど、買って良かったです! これがなけりゃ首の後ろとか腕とかひりひりになるところでした。パラオの海水は塩分が濃いので、日焼け止めがすぐに落ちてしまうらしい(ガイドさん談)