ホテル二泊目 (090616)

King and Queen dinner
ペリリュー観光を終え、水上飛行艇関連の遺構を駆け足で探検?してから猛ダッシュでホテルのロビーへ。この日は「King
and Queen dinner」なるものを予約していた。ネーミングからも分かるように、どう見ても新婚さんとかカップル向けの企画である。でも参加するのはアラフォー独女二人連れ…いいんだよ楽しいから! ビーチに案内してくれた女性に「Queen
and Queen dinnerです!」って言ったらうけた。
で、このコースはプライベートビーチのどまんなかでディナーを楽しめるのである。この日申し込んでいたのは私たちだけ。ビーチにも誰もいない。完全貸し切りだ! オフシーズン万歳!!!
首にかけてもらったプルメリアのレイと花冠からはほんのりと甘い香りが漂い、美しい海を見ながらココナツジュースで喉を潤します。南国の雰囲気満点!

シャンパン
ちょっと奮発してシャンパンで乾杯。なんだか夢みたい。こんな時間が持てるなんて、普段の慌ただしい日常からは考えられないよ。旅行の醍醐味だよね!

浜辺でサーブ
写真がぶれてしまったが、食事をサーブしてくれるボーイさん。篝火が幻想的。もちろん食事も美味しい! 南国のカニやクラム(シャコ貝)の前菜から始まり、地元の食材をたっぷり使ったフランス料理を楽しめます。

贅沢な時間
すっかり暗くなりました。とても静かだ。波の音しか聞こえない。
で、静かな浜辺でフランス料理を楽しみながら、思いきり場違いな庶民的話題で盛り上がる独女がふたり…。
幸せだったなあ。

幻想的な夜景
ディナーのテーブルは、コテージから離れたビーチにセッティングされています。だから人目を気にせず食事ができる。ビーチも無人だ。コテージの明かりや通路の明かりがとても綺麗だった。

夢の時間へ
ほろ酔い加減で部屋に戻る。頂いたレイと花冠は、滞在中ずっと部屋に飾っておきました。
ベッドの上に飾られているのは、パラオを代表する伝統工芸、ストーリーボードと呼ばれる木彫り細工。これは統治時代に美術教師としてパラオに滞在していた土方久功先生が、文字を持たないパラオ人の神話や伝承を記録する手段として、また産業のひとつとして考案し、パラオ人たちに広めたもの。ちなみにパラオパシフィックリゾートのロビーには、土方先生ご自身の壮大な作品が飾られています。