パラオ旅行記

2009年のパラオ旅行記です。
ロックアイランドの美しい海や、ペリリュー島を中心とした太平洋戦争の戦跡などを紹介しています。

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ペリリュー島戦跡マップ
コロール島周辺戦跡マップ

 

パラオ共和国について
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西カロリン海軍航空隊
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ホテル内ガーデン&スパ
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   ~市街に残る日本建築

アサヒ球場の戦車と裁判所(旧南洋庁舎) (090617)

 

 

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アサヒ球場

 コロール市内にも戦跡はあります。有名なのがアサヒ球場(統治時代の名称がそのまま使われています)裏の戦車。Googlemapの航空写真で見える六角形の屋根の左側に、ひっそりと埋もれています。海一さんに近くまで乗せていってもらって、この先にあるよ、と言われフェンス際をてくてく。

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貯水タンクと…

 見えてきました。手前のコンクリートのかたまりは、統治時代にたくさん作られた貯水タンク。雨水を溜めていたそうです。

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特二式内火艇

 機銃を空に向けたまま、土に埋もれた戦車。特二式内火艇という水陸両用戦車です。後方に斜めに入った線から上がフロートです。海軍陸戦隊が使用したらしい。

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 フロートの下に残る舵

平和の片隅に眠る

 今はひっそりと、木陰に抱かれて眠る戦車。
 右は球場側から撮ったもの。グランドからは小高い丘に遮られ、見えません。

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旧南洋庁パラオ支庁舎

 アサヒ球場をあとにして、メインストリートを南下していくと、左手に白いコンクリートの瀟洒な建物が見えてきます。元パラオ最高裁判所、旧南洋庁パラオ支庁舎です。
 現在最高裁判所は本島の新しい首都マルキョクに移転し、今は地方裁判所のようなものになっているそうです。

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地方裁判所

 旧支庁舎は、メインストリートから東に折れるT字路の角に建っています。統治時代はT字路を挟んだ向かいに南洋庁がありましたが、こちらは完全に撤去され、面影すらありません。
 現在のパラオには統治時代に日本が建てた建築物をそのまま使ったものもありますが、空襲や砲撃で破壊され、残った基礎だけを使って建てたものも多く(自分たちが泊まったホテルも海軍施設の跡地をそのまま利用している)、当時の建物の名残はどんどん消えていく運命にあります。だから早めにパラオ行こうぜ。

別行動

 ここで友達がマッサージを受けたいというので、タクシーの運転手さん海一さんに紹介された台湾人経営のマッサージ屋へ。彼女はマッサージ、自分は戦跡巡り続行となりました。マッサージ、超気持ち良かったらしいよ!!!